20190206

cinemarama<シネマラマ> » ヒックとドラゴン

「奴は稲妻と死神の間に生まれたドラゴンだ」その名もナイト・フューリー!はたしてその正体は…ワンコと黒猫のいいとこ取りをしたようなギャンカワな生ドラゴンでした。飛行シーンでの3Dが話題となった長編アニメーションですが、内容も天下一品!最終作が出る前に未見の方は是非チェックを!■飛べなくなった伝説のドラゴン主人公の名はヒック。バイキングの頭を親父に持つにも関わらず、ひ弱な様相に身体のためドラゴン退治に参加させてもらえない。いっちょ前にやったろうじゃん!とするにも見事足手まといに。同じ年齢の子供たちにもバカにされ、気になる子にもそっけなくされて、しまいには俺って周りみたいな生き方ができないかも…と悩んでしまうモラトリアムど真ん中の主人公です。だがそんな彼がたまたま発明した飛び道具で今まで誰も見たことも、そして傷つけたこともない”ナイト・フューリー”というドラゴンにダメージを与えることに成功しました。しかし誰もそのことには気づかず、ヒックが「僕はナイト・フューリーをやっつけた!」と主張しても皆聞く耳を持ちません。やがてヒックはナイト・フューリーを見つけた。ヒックの放った縄によって身動きができないナイト・フューリーをヒックは最初殺そうとするが、生来バイキングの素質ゼロの彼はドラゴンを殺すことはできませんでした。ヒックはその縄をほどいてあげると、ナイト・フューリーはすぐさま「ありがとぉーー!!」という咆哮をヒックに言った後、飛び立とうとするが上手く飛べない。そこでヒックはドラゴンの片方の尾がなくなっていたことに気づきます。その為にドラゴンは自由に飛べなくなっていました。ヒックはそのドラゴンを”トゥース”と名付け徐々に距離を縮めてゆきます。やがて彼はこれまでのバイキングの歴史上初めての試みに挑みます。ドラゴンに乗ることです。。■鮮やかなスピード感は飛行シーンだけじゃない!この映画の会話による場面転換は本当に上手い!冒頭でナレーションから始まるが、ナレーションの途中からいきなり主人公ヒックの実際の台詞に繋がっていく部分は鮮やか。他のシーンでもヒックはドラゴン退治の訓練を闘技場でさせられた時に指導者からこう忠告される。「ドラゴンはいつでも命を狙っているぞ」と。すると場面が変わり、ヒックは「でもお前は違った」とナイト・フューリーに言う。こうゆう場面転換をしつつ、台詞は繋がっているという

www.cinemarama.org

0コメント

  • 1000 / 1000